会社携帯のテザリング機能の利用について、メリットと注意点を徹底解説!|法人携帯テレニシ.biz

会社携帯のテザリング機能の利用について、メリットと注意点を徹底解説!

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会社携帯のテザリング機能の利用について、メリットと注意点を徹底解説!

オフィスや自宅ではなく外出先でパソコンを使いたい時に、クラウドストレージのファイルを開いて作業したり、社内ネットワークにアクセスしたりするにはWi-Fi環境が必要になります。


そんな時に便利なのが、テザリング機能です。


テザリングと呼ばれるのは、主にスマートフォンなどを介してWi-Fi接続ができるようになる機能のことです。


ほとんどのスマートフォンで、またガラケーでも一部のAQUOSケータイなどテザリングの対応機種であれば使用可能で、パソコンでネットに接続することができるようになります。


本記事では、法人携帯を使ったテザリング機能についてご紹介し、メリットや注意点について詳しくご紹介します。

1.テザリングとは?

テザリングとは「紐づける」の意で、スマートフォンを介してパソコンやゲーム機などのWi-Fi対応端末とインターネット環境を直接接続できる機能のことです。


テザリングすれば、iPhoneなどのスマートフォン側で契約しているキャリアを介して、簡単にパソコンのインターネット接続ができるようになります。


テザリングでは、基本的にキャリア各社が提供する通信網を用いてインターネット接続を行うことを知っておきましょう。

外出や出張先でのメールのやり取りやWebページの閲覧など、ビジネスシーンでも活躍が期待できるでしょう。


ただしテレワークで使う目的なら、テザリングよりモバイルWi-Fiルーターがおすすめです。


テザリングとモバイルWi-Fiルーターとの違いは、次のとおりです。


  • テザリング:スマートフォンに搭載された機能の1つ
  • モバイルWi-Fiルーター:インターネット接続を目的としてつくられた端末

ドコモのスマートフォンをお使いの場合は、利用にあたり特に設定は必要ありません。一方、auとSoftbankのスマートフォンをご使用の場合は、テザリングオプションを申込みすることで利用可能になります。


デザリングは、スマートフォンのインターネット回線をPCに有線ではなく無線で共有させます。そのため電波の届く範囲内であれば、どんなWi-Fi対応端末とも接続可能なので注意が必要です。

①テザリングの種類

テザリングの種類には、接続方法によって大きく分けて3パターンがあります。


1種類目はWi-Fiテザリングで、最も一般的な方法です。お手持ちのスマートフォンをWi-Fiルーターの代わりに利用します。Wi-Fiテザリングは対応デバイスが多いため利用しやすく、通信速度が安定することが大きな特徴です。同時に複数台の端末を接続できますが、接続台数が多いと通信速度は落ちてしまいます。


2種類目は、Bluetoothテザリングです。Bluetooth機能を介し、スマホとPCをペアリングしてインターネットに接続します。バッテリーの消費量が少ないことが特徴ですが、Bluetoothに対応するデバイスでなければ接続できません。また通信速度もやや遅いため、大容量のデータをやり取りする場合にはあまり向きません。


3種類目は、USBテザリングです。USBケーブルを使って有線で機器を直接接続する方法になるため、電波の混雑などの影響を受けにくいことが大きな特徴です。Wi-Fi接続より高速通信が可能になり、長時間インターネット接続をする際には最適です。反面、必ずケーブルを持ち歩く必要があり、同時に接続できるのは一台のみとなります。

②テザリングとWi-Fiの違いとは

テザリングについてご説明してきましたが、テザリングとWi-Fiの違いがよくわからないという方もいらっしゃるでしょう。


  • テザリングは、スマートフォンのデータ通信を通じてインターネット接続をする方法です。
  • Wi-Fiは、モバイルルーターやポケットWi-Fiの無線LANを通じてインターネット接続をする方法です。

テザリングとWi-Fiの大きな違いは、スマートフォンのインターネット回線を介して接続をしているかどうかという部分になります。

2.テザリングを利用するメリットと注意点

テザリング機能について説明しましたが、具体的なメリットと注意点にはどのようなものがあるのでしょうか。
それぞれ、解説します。

①テザリングを利用するメリット

自宅やオフィスの固定型のWi-Fiルーターでは接続できていても、外出先では使えません。


移動しながらパソコンのインターネット通信を使いたい時には、アクセスポイントを探したり、ポケットWi-Fiを使用したり、テザリングをしたりといくつか方法があります。


アクセスポイントは限られていますし、ポケットWi-Fiは通信エリアが限られてしまいます。

また、ポケットWi-Fi自体にも端末代や月額料金がかかることや、紛失してしまうリスクもあります。その点、テザリングはお手持ちのスマホの通信回線を利用するため、電波が届く範囲の場所であれば、接続できることが大きなメリットとなります。

②テザリングを利用する注意点

ビジネスシーンでテザリングを利用する上での注意点は、4つあります。


  1. スマホのデータ通信量を多く消費すると通信速度制限になる
  2. スマホのバッテリーを多く消費する
  3. 接続方法によっては情報漏えいのようなセキュリティリスクが発生する
  4. テザリング中に電話の発着信ができない携帯電話の機種がある

テザリングの使い方によっては、パケット通信料が高額になる可能性がある点はデメリットです。また、データの契約プランの容量によっては、通信速度制限に引っかかってしまって通信速度が遅くなってしまう場合もあります。


使い放題の契約プランであっても、データ容量に上限が設定されているケースがあるので注意が必要です。


スマホ自体のバッテリー消費量も大きく上がりますので、外出先でのスマホの電池の減りは増えるでしょう。そのため電源がない環境で長時間テザリングを利用する場合には、モバイルバッテリーを用意しておくと安心です。


また接続方法によってはセキュリティリスクが発生する点も理解して、次のような対策を講じるようにしてください。


  • Wi-Fiテザリングを利用する際は、第三者から推測されにくいパスワード設定を心がける
  • Bluetoothを利用する際は、ペアリングの間違いを起こさないよう注意する
  • テザリングをONにしたままにせず、使い終わったらすぐにOFFに切り替える

テザリングは利用状況を把握しにくいことから、従業員が私的利用をしたりクラウドサービス等に機密データを不正に持ち出したりできてしまいます。そこで法人契約したスマートフォンの私的利用や情報漏えいを防止するためにも、デバイス管理ツールの導入を検討しましょう。中でも、セキュリティ対策として有効なMDMツールの導入がおすすめです。


携帯電話の機種によっては、VoLTE非対応で電話の通話が優先されるものがあります。テザリング中に取引先と電話のやり取りをすると、データ通信が中断することがあるのでVoLTEに対応しているかチェックしてみてください。

3.テザリングの活用術

ここでは法人携帯の利用シーンごとに、テザリングの活用術をご紹介します。


外回りの空いた時間にインターネットに接続して、簡単なメールの確認やデータ編集作業をするならスマホの消費電力が低いBluetoothテザリングがおすすめです。


また複数端末を一度にインターネット接続させたいなら「Wi-Fiテザリング」がいいでしょう。ただしバッテリーの消耗が激しいので、給電するためのモバイルバッテリーなどの準備が必要です。


長時間にわたりインターネットを利用する必要があるなら、USBケーブルを用意してUSBテザリングを利用するようにしましょう。このようにテザリングの利用方法や用途はさまざまですが、テザリングを使うことが多いのであれば、データプランの見直しも必要です。

4.テザリングを利用するための設定方法

使い方によって格段に便利になるテザリングですが、オプションサービスに加入できていればスマホからの設定だけですぐに利用可能です。設定方法などはiPhoneとAndroidで多少操作が異なる部分がありますので、それぞれ解説します。


iPhoneの場合は、テザリング機能のことを「インターネット共有」と呼びます。


  1. まずホーム画面で「設定」アプリをタップして、Wi-FiとBluetoothの機能をオンに設定します。
  2. その上で、「設定」アプリの「インターネット共有」をタップすることで、テザリングのON・OFFができるようになります。
  3. 「インターネット共有」をONにすると、スマートフォンの名前(SSID)のアクセスポイントがパソコンのWi-Fi一覧に表示されますので、選択して設定します。
  4. Wi-Fiテザリングを利用する場合は、この設定画面が表示されている状態で、テザリングを利用する機器に「ネットワーク名」と「パスワード」を設定してください。
  5. インターネット共有のボタンの下に、パソコン側で入力するパスワードが表示されていますので、こちらを入力すればテザリングができます。

Androidのスマホの場合


  1. 「設定」アプリから「ネットワークとインターネット」をタップし、続けて「アクセスポイントとテザリング」をタップします。
  2. この画面内で、テザリングの種類を選んで接続できるようになります。
  3. パソコンのWi-Fi一覧にスマホの名前(SSID)が表示されたら、そこにパスワードを入力することでテザリングができます。スマホの名前とパスワードは「Wi-Fiアクセスポイント」をタップすることで確認ができます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。


このように、テザリングはポイントを抑えれば外出先での仕事を格段に便利にさせてくれる機能です。


弊社では他にも、法人携帯の契約で分からないことや法人携帯にかかる毎月の通信コストを削減したいなどのご要望があればご相談に乗っております。どのように業務で活用できるのかなどもご案内できますので、詳細について一度お問い合わせください。


インターネット上から手軽に法人携帯の見積ができますので、法人携帯の購入やプランのことなどでご相談、ご質問などございましたら、是非お気軽にご連絡いただければと思います。

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