1.3Gサービスはいつ終了する?
3G回線を使用したサービスは、大手キャリア3社全てが終了予定であることをアナウンスしています。
また、各端末のメーカーも、2021年現在3G回線を使用するガラケーの新機種製品の生産や販売は行っていません。
各社ともに、次世代通信規格である4Gの普及とともに減少している3Gの契約数や今後拡大する5Gへの経営資源集中などを理由に、3Gサービスを終了することを発表しています。そして、3Gサービスで使用していた周波数帯を4Gや5Gで活用していくため、各社揃ってサービスを終了することとしています。
3大キャリア各社の3Gサービスの終了時期は、以下の通りです。
ドコモ
NTTドコモは、2026年3月31日に3G回線のサービス「FOMA®」と「iモード®」を終了する予定となっています。
大手キャリアの中では最も長くサービスを使うことができますが、3Gエリアの一部では2022年1月から音声通話やデータ通信ができなくなる機種があります。
au
au、KDDIのサービス終了は大手キャリアの中で最も早く、2022年3月末を予定しています。
3G携帯電話向けサービスである「CDMA 1X WIN」が終了するのに伴い、「VoLTE」に非対応の機種が利用できなくなります。
ソフトバンク
SoftBankは、2024年の1月下旬ごろの3G回線の停波を予定しています。
「SoftBank 3Gサービス」のみに対応している機種と、「VoLTE」への非対応機種が利用できなくなります。