オンライン医療相談アプリ「HELPO」とは?スマホ1つで企業の課題と従業員の課題を同時に解決!|法人携帯テレニシ.biz

オンライン医療相談アプリ「HELPO」とは?スマホ1つで企業の課題と従業員の課題を同時に解決!

オンライン医療相談アプリ「HELPO」とは?スマホ1つで企業の課題と従業員の課題を同時に解決!

「どの診療科を受診すればいいのかわからない」「病院に行くほどではないけれど体調が不安定」「症状の対処法についてネット記事を読んでいるが不安を感じる」といった悩みを誰しも抱えることがあります。

気軽に健康相談をしたくても、問い合わせ先がないために不安を感じている人も多いのではないでしょうか?


今回は、ヘルスケアテクノロジーズ株式会社が2020年7月にリリースした、オンライン医療相談アプリ「HELPO(ヘルポ)」をご紹介します。

新型コロナウイルスの影響で、企業や従業員が抱えるヘルスケアの課題を解決するソリューションとして注目されている健康医療相談チャットサービスです。


従業員の福利厚生の充実や人事・総務部門のDXを検討中の経営者の方は、当記事をぜひ役立ててください。

1.オンライン医療相談アプリ「HELPO」とは?

オンライン医療相談アプリ「HELPO」は、ソフトバンク株式会社のグループ会社であるヘルスケアテクノロジーズ株式会社が提供するオンラインヘルスケアサービスです。

病気というほどではないものの、不調を抱える「未病」にアプローチしている点がポイント。スマホアプリを利用して時間や場所を気にせず、健康にまつわる質問や体調の不安を気軽にチャット形式で相談可能です。

そのため症状の重症化を予防する役割を期待できることから、ウィズ・コロナにおける新しい働き方をサポートするサービスとして注目を集めています。


オンライン医療相談アプリ「HELPO」を使ってできる機能は、以下のとおりです。

  • 健康医療相談チャット:医師・看護師・薬剤師といった医療専門職が24時間365日応対
  • ヘルスモール(ヘルスケア商品特化型EC):ドラッグストアと連携し、最短3時間で一般用医薬品や日用品を配送
  • 病院検索:現在地あるいは全国の任意の場所から希望の診療科を検索
  • オンライン診療・オンライン服薬指導:提携先医療機関・薬局と連携し、スマホでオンライン診療・服薬指導・処方薬配送まで対応、および経過観察
  • PCR検査業務支援サービス:唾液PCR検査の検体採取日登録や検査結果の確認
  • 法人・自治体のワクチン接種支援

「HELPO」は新型コロナウイルス関連では、PCR検査とワクチン接種の支援を行なっています。

法人・自治体向けにPCR検査の運用をサポートするサービスのほか、個人向けには「PCR検査キット by HELPO」の2種類を提供。

「PCR検査キット by HELPO」は、サービス内容・利用規約を確認の上、オンライン上で自分や家族用にPCR検査キットを注文できるサービスです。

自治体向けには、2020年12月から2021年3月までの期間、重症化リスクの高い入所者の多い医療施設、高齢者施設における唾液PCR検査の実施を福岡市から受託した実績があります。

2.「HELPO」の特長

病院に行かずに医師・看護師・薬剤師に相談できるため、毎日のちょっとした不安を解消し安心感を得られる「HELPO」。


ヘルスケアテクノロジーズ在籍の医療専門チームによる医療相談や健康相談を提供する「HELPO」には、以下のとおり4つの特長があります。

  • 特長1:24時間365日対応
  • 特長2:医療従事者による回答
  • 特長3:回答品質の均一化
  • 特長4:スマホでのチャット対応

「HELPO」ならライフスタイルに合わせて、いつでもどこからでも体調の不安を相談できるほか、相談内容に合わせて適切な診療科案内も受けられます。

医療相談チームには、すべて専任スタッフばかりで外部のスタッフは採用されていません。そのため、応対者が異なるたびに回答品質がバラつくこともないため、安心して相談できます。

スマホユーザーにとっては、電話をかけるより心理的にハードルが低く慣れ親しんだチャット形式なので、プロフェッショナルに対して気軽に問い合わせ可能です。

このような特長を持つため、住まいのある自治体の中には、ウィズ・コロナにおける市民サービスのデジタル化の一環で「HELPO」を提供しているケースもあります。


利用の手順は簡単で、QRコードをスマホで読み取り、アプリストアからダウンロードした「HELPO」アプリを起動して、招待コードを入力すれば登録完了です。

DXを検討している企業や自治体にとっては、「HELPO」の導入がDXのスモールスタートとなりえます。


上述した4つの特長に加えて、2021年6月から法人向けに職域接種の円滑な運用をサポートする「ワクチン接種支援オプション」がリリースされました。

「接種の予約」「オンライン予診」「接種履歴管理」が可能になるほか、不安材料となる副反応についてもチャットサービスで相談できます。

「HELPO」を活用すれば職域接種にまつわる管理工数削減と効率向上はもちろん、人事部に代わり従業員が抱える不安を24時間365時間サポート可能です。

3.コロナ禍での企業や従業員の課題解決へ

新型コロナウイルス感染症が広がる以前より、内閣府が中心となって推進してきた働き方改革。ウィズ・コロナにおいては、リモートで業務を遂行するテレワークと呼ばれる働き方が、以前にも増して普通のことになりつつあります。

企業の中には完全にテレワークに移行しているケースや、テレワークとオフィスワークを組み合わせたハイブリッドワークを導入しているケースもあるでしょう。

いずれのケースでもオフィスで直接顔を合わせない働き方が徐々に浸透していく中、企業と従業員はともに新たな課題に直面しています。このようなコロナ禍での企業や従業員の課題解決に役立つサービスが「HELPO」です。


ウィズ・コロナにおいて、従業員が抱える主な課題は次のとおりです。

  • 微熱時の出勤に関する不安
  • 在宅勤務による運動不足
  • 対人接触回避による病院受診の遅れ(症状の重症化)

企業の経営者は、上述の従業員が抱える課題を解決する必要がある一方で、SDGs(エス・ディー・ジーズ)や健康経営優良法人認定制度に代表される「見える化」への取り組みも今日では求められています。


企業が抱える課題は次のとおりです。

  • 福利厚生の充実
  • サステナビリティ推進
  • 安定した経営

「HELPO」は突発的な体調不良の相談はもちろん、健康時の気になることや慢性的な疾患についてを相談できるツールです。

「HELPO」を活用すれば、チャットを通じて従業員の体調を丁寧にヒアリングし、症状に合わせて適切な対応を医療専門チームが案内できます。


企業は「HELPO」の導入により福利厚生の充実はもちろん、健康経営指標の加点項目を増やすといった効果を見込めるというわけです。

4.今後「HELPO」のサービス機能が拡大

もともと基本3機能である「健康医療相談チャット」「病院検索」「ヘルスモール」を搭載し、2020年7月にスタートした「HELPO」。

2021年には「オンライン診療」「オンライン服薬指導」「ワクチン接種支援オプション」「ヘルスモールの配送地域拡大」など、新たな機能を拡張してサービスを提供しており、ますます便利なツールとして進化しています。


ヘルスケアテクノロジーズ株式会社は、自らが掲げるヘルスケアプラットフォーム構想に基づいて事業領域の拡大を目指しており、今後も「HELPO」は以下のサービス機能を追加する予定です。

  • 健康/未病領域:食事・運動・睡眠・メンタルを考慮した健康時の健康増進プログラム
  • 介護領域:介護記録

ヘルスケアプラットフォーム構想とは「リアルアセットとデジタルソリューションを繋ぎワンストップで提供し、圧倒的なCXでヘルスケアに係るエンドユーザーの課題を解決する」というもので、「HELPO」の顧客体験価値はますます向上していくことでしょう。

5.まとめ

「HELPO」はオンライン健康医療相談や病院検索、一般用医薬品などの購入がワンストップでできる法人・自治体向けヘルスケアサービスとして2020年7月にスタートしました。

2021年にはオンライン診療が加わり、相談に加えて診療行為を提供できるようになるなど病気の予防や未病改善、健康増進に役立つ機能を拡張しています。


人事・総務部門のDXとしても検討していただけるサービスです。オンデマンドで配信中の「HELPOに関する講演のお知らせ」にもあるとおり、経営者が取り組むべきヘルスケアとして注目されています。

「HELPO」の詳細をご希望の方はぜひ一度お問い合わせくださいませ。

【参考】

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