1.電子請求書システムとは?
ここでは法改正やインボイス制度に対応できる電子請求書システムの基礎知識について解説します。
電子請求書システムとは?
請求書を電子化すると、メール添付やサーバーを介したやりとりが可能になります。電子請求書システムとは、この電子データ化された請求書をデータとして管理し、企業間でやりとりできるプラットフォームのことです。クラウド型とオンプレミス型がありそれぞれ企業によって導入ハードルや運用のしやすさが異なるので自社に適したサービスを選ぶことができます。
経済社会のデジタル化を踏まえて、関連法である電子帳簿保存法が改正を重ね、電子帳簿などの保存が認められるようになりました。そこで紙媒体による書類保存が不要になったことから、BtoB取引でも電子請求書システムの導入が増えています。
請求書の発行をオンラインへ切り替えると、手作業の手間から解放されるほか、封入ミスなどのヒューマンエラーもなくなり、請求業務の課題をまとめて解決可能です。
経理業務は紙媒体のみと限定されるとどうしても出社の必要が出てきてしまいます。実際に事業規模に関わらず、働き方改革やDX(デジタルトランスフォーメーション)ほか様々な社会的な背景からテレワークへの移行が促進されていますが、経理業務がテレワークのネックになる場合も多いです。
テレワークを後押しするソリューションとしても電子請求書システムは注目されているのです。
電子請求書システムの種類と特長
電子請求書システムの種類は、請求書の受け取り側が主に利用するものと請求書作成側が主に利用するものの2種類のタイプがあります。
左右にスライドすると表を見ることができます
電子請求書 システムの種類 |
特長 |
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請求書の受け取り側が 主に利用するもの |
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請求書作成側が 主に利用するもの |
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