1.ウェビナーとは
ウェビナーとは、ウェブとセミナーを掛け合わせた造語で、わかりやすくいえばオンラインセミナーを指します。インターネット環境があればパソコン、タブレット、スマートフォンなどの端末を介して、情報発信あるいは説明を受けられます。
ホストと呼ばれる主催者がWeb上にバーチャル会場と開催日時を設定することで、招待した参加者に動画のライブ配信・録画配信・画面共有などが可能です。
そのため開催者側も参加者側も、基本的に、開催当日に会場まで足を運ぶ必要はありません。情報を収集するために、交通費をかけて会場へ足を運ぶ時代は過去のものになりつつあります。
またウェビナーツールのライセンスやプランによっては、大規模な会議やイベントの開催も可能です。
弊社テレニシでも不定期にウェビナーを開催しておりますので、「まずウェビナーを体感したい!」という方はご参加ください。
ウェビナーとWebミーティングの違い
ちなみに、オンライン上でのコミュニケーションに適したツールには、Webミーティングもあります。ウェビナーとWebミーティング、一見すると同じように見えますが、それぞれ異なる機能をもつことをご存知でしょうか?
ウェビナーとWebミーティングの違いは、情報発信の方向です。
ウェビナーでは、開催者側のホストとパネリスト(登壇者)、視聴者である参加者側に分かれ、参加者側に向けて一方通行で情報発信が行われることから、大人数向けの講演会や説明会、研修などに向いています。
リアルタイム配信を実施するケースでは、ホストは視聴者が誰かを確認できるほか、チャット機能を活用した質問の受付や投票・アンケートの実施も可能です。パネリストは、進行役のホストが指定したときのみ発言できます。
一方、WebミーティングとはWeb会議ともいわれ、全ての参加者が双方向でコミュニケーションをとれるのがポイントです。
カメラを介して相手の表情や反応を確認しながら対話できるため、顧客との1対1の商談・面談・面接や、社内での少人数のミーティングなどの利用シーンに向いています。
なお双方向のコミュニケーションが可能な遠隔会議の方法として、「テレビ会議」をご存知の方も多いでしょう。テレビ会議は、臨場感のある高品質な音声と映像をリアルタイムで提供できる方法です。
しかしネットワーク形式の通信を介したり、会議室に据え置き型の専用機材を用意したりする必要があり、Web会議より多くの初期費用がかかります。グループ対グループなど、大人数で開催されるフォーラムなどにも対応できる手法です。