1.法人名義がおすすめな6つの理由
事業に使用する携帯電話は、個人携帯よりも法人携帯のほうがお得です。ここでは法人名義がおすすめな理由を見ていきましょう。
①通話料金を削減に貢献!月々の支払いがお得に
法人携帯にすると、法人向けのお得なプランを利用できるようになります。
またソフトバンクでは、1回5分以内の通話が無料になる「準定額オプション+」と24時間国内通話が無料になる「定額オプション+」があります。
左右にスライドすると表を見ることができます
種類 | 月額オプション料金 | 内容 |
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準定額オプション+ | +800円(税抜)(税込880円) | 1回5分以内の国内通話が無料 |
定額オプション+ | +1,800円(税抜)(税込1,980円) | 24時間いつでも国内通話が無料 |
固定電話を使用してかかっている通話料を抑えたい、とお考えの方には通話料を定額にできるオプションを活用した場合とのコストを比較してみると良いでしょう。
②契約プランを一括管理できる
契約者本人がプランを管理する個人契約とは異なり、法人契約にすると経理担当者が契約者全員のプランを一括管理できるようになります。
法人専用の管理画面から個々の従業員の利用状況を確認できるので、いつでもプランも見直しが可能です。定期的にプランを見直すことで無駄を削減できます。
③経理作業の簡略化につながる
法人携帯にすれば、経理作業の簡略化やミスの防止につながります。
個人契約の携帯を業務で使用すると、従業員1人ひとりに発行される明細を毎月処理する必要があることから作業が煩雑になりがちです。一方、法人契約にすると従業員全員の明細を法人名義1つにまとめられます
④アプリで業務効率化・コミュニケーション活性化
法人スマホにすれば、ビジネスに役立つ便利なアプリを利用できます。アプリをインストールすればスマートフォンを介して場所を問わずに業務を遂行できるようになるので、業務効率化・コミュニケーション活性化につながるでしょう。
たとえば地図アプリや乗り換えアプリ、LINEのようなビジネスチャットアプリ、ワードやエクセル作業が可能なオフィスアプリなどの利用が可能です。
またグループウェアアプリを活用すれば、社内のメール管理だけでなくタスク管理やスケジュールの共有等もできるようになります。法人携帯を有効活用すれば、生産性を格段に向上させることも可能です。
⑤万が一のトラブルに強いサービスを受けられる
携帯の中には重要なデータや顧客情報などが多数入っていることが多く、盗難や紛失によるやウイルス感染などによる機密情報の漏洩が心配ではないでしょうか。
法人携帯には、各キャリアごとにさまざまなセキュリティ対策が付いています。例えば、ソフトバンクの場合はMDM(モバイルデバイスマネージメント)という、法人携帯の運用管理やセキュリティ強化の端末管理サービスがあります。
スマホ紛失時に端末を捜索したりリモートでロックをしたりできる「紛失ケータイ捜索サービス」や、侵入したウイルスを検出する「スマートセキュリティ」などのサービスがあります。
⑥従業員のプライバシー保護につながる
法人携帯にすれば、個人の電話番号を顧客に教える必要がなくなります。業務以外の要件で電話対応をする、あるいは電源をオフにすることで営業時間外や休日に顧客対応に追われるといったトラブルを未然に防止可能です。
法人携帯を貸与すれば従業員のプライバシー保護はもちろん、満足度向上やモチベーションアップにつながるでしょう。
上述のとおり、法人携帯には個人名義で使用しているときには得られないメリットがいくつもあります。
デメリットは契約手数料や端末購入費用などの導入コストのほか、基本料金や通信費などのコストが毎月発生する点です。また私的利用や情報漏えいなどのトラブルが発生しないよう、運用ルールを策定し遵守させるといった手間がかかります。
これらのメリット・デメリットを踏まえて、法人名義に切り替えるべきかどうか検討してみると良いでしょう。