1.BCDM(ビジネス・コンシェル デバイスマネジメント)とは?
ビジネス・コンシェルデバイスマネジメント(以下、BCDM)とは、ソフトバンクが自社開発した、複数台のデバイスをリモートで一元管理・運用できるクラウド型MDM(モバイルデバイス管理)です。
調査レポート「ITR MARKET VIEW ユニファイド・エンドポイント管理市場2020」によると、BCDMは国内シェアNo.1を達成しました。(ユニファイド・エンドポイント管理市場:ベンダー別売上金額シェア:2019年度)
iOS、Android、PC、4Gケータイを統合管理できるBCDMを導入すれば、企業のIT管理者が抱えるデバイス管理の負担を軽減できます。
たとえば貸与されたモバイル端末で、ユーザー依存のアプリをインストールしたことによるウイルス感染のリスクや、業務とは関係のないファイルをダウンロードしたりする私的利用を効果的に抑制可能です。
スマートフォン・タブレット端末の紛失・盗難時には、遠隔消去やロックを行えるので情報漏えいを未然に防げます。端末設定ポリシーやアプリの更新を遠隔操作で一斉適用できる点も、BCDMの特長として見逃せません。
また、不正操作の抑制・監視に利用可能な次のようなオプションサービスも用意されています。Windows PCなら、ログオン/ログオフ、ファイル編集やプロセス稼働などのPC操作ログを取得できます。Webフィルタリングサービスは、専用Webブラウザを利用し不適切なアクセスを検知したら規制画面を表示するサービスです。
「不正操作を抑制したい」「セキュリティ対策を強化したい」「端末設定ポリシーやアプリの更新を効率化したい」「テレワークをしている従業員の勤務実態を確認したい」など、安心・安全、効率的にデバイス運用をしたIT管理者にとってBCDMは必須のツールと言えるでしょう。
モバイルもPCも一元的に管理できるBCDMの対応機種は、次のとおりです。
- iPhone
- iPad
- Androidスマートフォン
- Androidタブレット
- 4Gケータイ
- Windows PC
- Mac PC
「SoftBank」「Y!Mobile」「その他キャリア」「海外キャリア(一部)」に対応しており、動作確認デバイスについてはソフトバンク公式サイトで確認できます。