1.ソフトバンク法人携帯の電話にかかる料金とは?
ソフトバンクの法人携帯を契約する場合、音声電話の料金プランやオプションはどのような価格帯で契約できるでしょうか。
基本的な電話の料金に加え、通話に関するオプションと国際電話の料金についても、詳しくご紹介します。
①基本的な電話料金
ソフトバンクの基本的な電話料金としては、基本パック(音声)の価格が980円(税抜)(税込1,078円)となります。
その上で、使った分だけ料金がかかる形になるため、終日30秒ごとに20円(税抜)(税込22円)の従量課金制となっています。他社でもおなじソフトバンク携帯電話宛でも同料金となっています。
これはドコモやauも同様の価格になっており、基本的な通話料金の目安となります。
通常、この価格が常にかかるわけではなく、業務における使い方によって、より安く使えるオプションなどを活用して通話料金を抑えることになります。
②通話オプション料金
ソフトバンクの通話に関するオプションとしては、2種類のオプションがあります。
5分以内の通話かけ放題となる「準定額オプション+」が月額+800円(税抜)(税込880円)、24時間いつでも国内通話が無料となる「定額オプション+」が月額+1,800円(税抜)(税込1,980円)の2種類です。
本部と現場の間での確認連絡など、短い要件を定期的に伝える必要のある使い方がしたいのであれば、準定額オプションを活用すると良いでしょう。
基本料金980円+準定額オプション800円=1,780円(税抜)(税込1,958円)が支払い総額となります。
短い電話であっても、1ヶ月に20分を超える通話を行う場合は、従量課金ではなく準定額プランの方がおすすめです。
取引先や顧客と、時間を問わずに問い合わせの電話などを受ける可能性のある業種の場合は、24時間通話無料の定額オプションを使用すると良いでしょう。
基本料金980円+定額オプション1,800円=2,780円(税抜)(税込3,058円)が支払い総額となります。
つまり、5分以上の通話をする可能性がある場合は、差額の1,000円(税抜)(税込1,100円)分を従量課金で支払う場合は、定額オプションの方が得になります。
一度でも30分を超えて通話する可能性があるのであれば、定額オプションに入ると良いでしょう。
また、準定額オプションや定額オプションに加入する場合、1回線あたり通常300円(税抜)(税込330円)かかる「留守番電話プラス」の機能を追加料金なしで活用することができます。
留守番電話プラスは保存件数100件、留守電の保存期間が1週間と、業務で数多く留守番電話を活用する場合におすすめのオプションです。
取引先や顧客からいつ電話がかかってくるかわからず、留守番電話を使用する頻度の高い業種の方の場合は、はじめから留守番電話のサービスを使うことを想定してオプションに加入しておいた方が結果的に料金を安く済ませられる可能性がありますので、是非ご検討いただいてはいかがでしょうか。
③国際電話の料金
日本から海外の国にかける際の国際電話の料金は、使用するデバイスの種類や機種、かける国や地域によって大きく異なります。
例えば、iPhoneを使用して日本から海外にかける場合、アメリカ本土なら30秒あたり39円、韓国や中国などは30秒あたり99円、イギリスやイタリア、ドイツなどは30秒あたり119円などになります。(価格は課税対象外です)
海外から日本にかける場合の国際電話の際はまた料金形態が異なります。
ソフトバンクには「アメリカ放題」のサービスがあり、アメリカ本土やハワイから日本やアメリカ国内宛にかける電話やネットの料金は定額となります。
また、アメリカ以外でもメールやウェブなどのデータ通信量に関わる箇所に関しては「海外パケットし放題」のサービスで定額となりますが、通話に関しては、国とかける先によって大きく異なります。