LINE WORKSとLINEの違いについて徹底解説|法人携帯テレニシ.biz

LINE WORKSとLINEの違いについて徹底解説

最終更新日
LINE WORKSとLINEの違いについて徹底解説

昨今のテレワーク推進により会社員の働き方が大きく変わり、在宅ワーク中の従業員・取引先との情報共有など、社内外の相手とのやりとりをより効率化するためのコミュニケーションツールとしてビジネスチャットツール「LINE WORKS」を導入する企業が増えています。

その一方で、『LINEなら無料なのに、有料のLINE WORKSを導入する必要ってある?』という
お声も一部のお客様からいただいております。
今回は、LINE WORKSとLINEの違いについて解説いたします。

1.LINE WORKSはビジネスに特化した「ビジネス版LINE」

まず、LINE WORKSについて簡単にご紹介いたします。
LINE WORKSはワークスモバイルジャパン株式会社が提供するグループチャット機能などが搭載されたビジネスチャットツールです。サービス開始からわずか4年で導入企業数20万社を突破した非常に人気の高いビジネスチャットツールです。(2020年12月時点)

LINE WORKSは使い慣れたLINEの基本的な操作を踏襲しており、システムに不慣れな社員でも直感的にすぐに使える企業向けのチャットツールです。個人のLINEアカウントを使用せず、会社のLINE WORKSを使用して1対1または複数人と連絡することが可能なので、顧客や取引先とのコミュニケーション窓口としてご活用いただけます。また、ビデオ通話・音声通話・ホーム機能・スケジュール管理に役立つカレンダー機能など、便利な機能が搭載されています。

しかし、LINEで見慣れた画面デザイン・LINEで使い慣れた操作方法のため、LINE WORKSとLINEの違いがよく分からない…という方もいらっしゃいますが、LINE WORKSは、LINEとは別のアプリです。
ざっくりと説明しますと、LINE WORKSはビジネスユースに特化した「ビジネス版LINE」です。LINEであれば無料なのに、沢山の企業が有料のLINE WORKSを導入する理由は「LINEには搭載されていないビジネス向けの便利な機能が搭載されている」からです。

次章では、LINE WORKSとLINEの違いについて解説いたします。

2.LINE WORKSとLINEの5つの違い

LINE WORKSとLINEには大きく分けて5つの違いがあります。


  1. LINE WORKSは、ファイル検索をすることができる
  2. LINE WORKSは、外部サービスと連携することができる
  3. LINE WORKSは、既読確認をすることができる
  4. LINE WORKSは、ノートを共同編集することができる
  5. LINE WORKSは、仕事とプライベートで使い分けできる

LINE WORKSとLINEの5つの違いについて、ひとつずつご紹介いたします。

①LINE WORKSは、ファイル検索をすることができる

LINE WORKSは、ファイルやフォルダを検索することができます。
ファイル名・ファイル本文・ファイルの作成場所・ファイルを作成した期間など、細かく条件を指定して詳細検索することが可能なので、ファイル管理が簡単です。
例えば、チャット上のWord・Excel・PowerPoint などMicrosoft Officeソフトで作成した資料を検索する場合は、拡張子名で簡単に検索できます。

②LINE WORKSは、外部サービスと連携することができる

LINE WORKSは、さまざまな外部サービスと連携可能です。
一例として、AIツール・チャットBOTツール・業務支援ツール・労務管理ツール・顧客情報管理ツール・営業ツールなどと連携して、外部サービスの情報をチャットで簡単に共有することができます。LINE WORKSを様々な外部ツールと連携することで、複数のアプリを開かずに各システムが利用できるため都度ログインする手間が減ります。

③LINE WORKSは、既読確認をすることができる

LINEにも既読機能は搭載されていますが、LINE WORKSの既読機能は、自分が送信したメッセージを「何人読んだか」「誰が未読か」まで確認することができます。相手がトークを読んだかどうか一目瞭然ですので、メール返信待ちのイライラから解放されます。メール送信したものの返信がなく結局電話で確認…なんていうこともなくなります。

④LINE WORKSは、ノートを共同編集することができる

LINE WORKSは、メンバーと共同でノートを編集することができるので、共同プロジェクトの推進にご活用いただけます。また、編集された投稿には、編集日時・編集者が更新情報に表示されるため、投稿・修正などの履歴を確認したり、過去の状態に復元することも可能です。大切なデータのバックアップとしても非常に便利な機能です。

⑤LINE WORKSは、仕事とプライベートで使い分けできる

従業員が個人のLINEを利用して顧客や取引先と連絡を取っている場合、企業内での情報共有が難しく情報漏洩のリスクが懸念されます。LINE WORKSは管理者の許可がないユーザーとのトークや音声通話はおこなえません。そのため、セキュリティが担保されたクラウド環境で外部ユーザーと安心してやり取りすることができます。

LINE WORKSとLINEの違いについて、お分かりいただけましたでしょうか?
次章では、LINE WORKSのビジネスシーンで活用できる便利な機能について解説いたします。

3.LINE WORKSのビジネス利用できる便利な機能

本章では、LINE WORKSのビジネス利用できる便利な機能についてご紹介いたします。

■ホーム機能

LINE WORKSのホーム画面は、LINE WORKSユーザー全体に情報共有することができる掲示板としてご活用いただけます。画像・動画の本文挿入やファイル添付なども簡単です。
チャットやメールなどでは見逃しがちな情報をホーム画面に掲載しておくことでメンバーはいつでも確認できます。プッシュ通知・必読設定・既読メンバー確認・再通知など、お知らせの確認もれを防止する機能も豊富です。
また、管理者は各掲示板別に閲覧・編集権限などの機能制限を設定することが可能です。全ユーザーに公開したくない特定範囲内での情報共有にもご利用いただけます。

■カレンダー

LINE WORKSのカレンダー機能は、PCやスマートフォンから個人・メンバーの予定を確認することができるマルチデバイス対応です。各メンバーの空き時間を検索機能で簡単に探せますので、Web会議などで沢山のメンバーを招待する場合も簡単です。また、会議室・社用車・社内備品などを共有設備として登録しておけば、予定作成時にその時間帯に利用可能な設備を設定できるため、社内設備の予約管理も自動化できます。

■アドレス帳

LINE WORKSのアドレス帳は、各部署・各拠点・現場のメンバーを階層式で確認することができます。名前を覚えていないメンバーがいる場合でも、組織でメンバー検索することが可能です。アドレス帳から簡単にグループ作成・管理が行えるので、チームでの作業がより効率的になります。

■タスク

LINE WORKSのタスク機能は、自分のタスク管理やメンバーへの依頼を管理することができます。トークからも簡単にタスクを作成可能ですので、日々のTODO・重要な予定も忘れず管理できます。

■アンケート機能

LINE WORKSのアンケート機能は、社内での意識調査・会食の日程調整・災害時の安否確認などにご活用いただけます。簡単にアンケートを作成できるよう豊富なテンプレートがあらかじめ用意されています。

■メール

LINE WORKSでは、新規に取得したドメインはもちろん、現在使用中のメールアドレスもそのまま使用できます。迷惑メール・スパムメール・広告メールなども常時対策されており、セキュリティ・マルウェア対策は万全です。

■Drive

LINE WORKSのDriveにファイルやデータを保存すれば、パソコンでもモバイルでも必要な時にどこからでも利用することができます。リモートワーク中や外出中のメンバーとの共同作業もスピーディーにおこなえます。アクセス権限でワンタイムパスワード認証を設定すれば、社外など外部の人にも安全にファイル共有することが可能です。

4.LINE WORKSの初期費用・料金プラン

本章では、LINE WORKSの初期費用・料金プランについて解説いたします。
LINE WORKSは初期費用は不要です。
また、LINE WORKSには無料版(無料プラン)・有料版(有料プラン)があります。

LINE WORKSの料金プランの選び方ですが、ビジネスチャットをはじめて導入するという会社には、無料で30人まで利用可能なフリープランがおすすめです。LINE WORKSの基本機能を利用できますので、操作性・機能面を試してみたいという方に最適です。

従業員数が100名以上の会社には、ユーザー数無制限のスタンダードがおすすめです。音声・ビデオ通話・画面共有が200人まで可能ですので、社内の情報共有をより円滑にしたいという方に最適です。

LINE WORKSをグループウェアとして活用したい場合は、ベーシックプランがおすすめです。メール機能・Drive機能を利用することが可能です。より強力な監査機能を必要としている会社には、アドバンストがおすすめです。セキュリティ面をより強化したい・企業のコンプライアンス対策に必要な大容量のデータを保管したいという方に最適です。


フリー スタンダード アドバンスト
¥0 ¥450/月/人(税抜)
(税込¥495/月/人)
月額契約¥540/月/人(税抜)
(税込¥594/月/人)
¥800/月/人(税抜)
(税込¥880/月/人)
月額契約¥960/月/人(税抜)
(税込¥1,056/月/人)

・はじめてビジネスチャットを利用する
・会社が無料で30人まで利用できるプラン

・管理面を充実させ、本格的にLINE WORKSを使いたい
・多くの社外LINE/LINE WORKSユーザーとつながって仕事をしたい

・メールとDriveを兼ね備え、社内外の連携をより強くするコラボレーションプラン
・1つのアプリで、チャットに加えてメールやストレージなどのグループウェア機能もまとめて使いたい


※初期費用は無料です。
※ID数を追加する場合は追加申込が必要です。
※年額プランは1年間の契約です。解約のお申込みがない場合は自動更新となります。
※年額プランの途中解約は残月数分の利用料金を違約金として請求させていただきます。
※日割り計算はできません。(月額契約の場合は日割り計算となります。)

まとめ

いかがでしたでしょうか。
LINE WORKSを導入することで、「情報漏洩のリスク軽減」「業務効率をアップ」することが可能です。使い慣れているLINE同様の使い勝手なので、「中高年層でも抵抗なくスムーズに操作ができる」「導入時のハードルが低い」のもLINE WORKSが沢山の企業に選ばれているポイントです。

また、LINE WORKSを使用している他社やLINEを使用している消費者ともやり取りができるのでBtoCの企業様では特に活用方法が多岐に広がります。
LINE WORKSを導入することで、社員同士のコミュニケーションが活性化して、導入コスト以上の効果が得られることが期待できます。

LINE WORKSには、無料で始められるフリープラン(無料プラン)もあります。
まずはお試ししたいという方はお気軽にお問い合わせください。



また、法人携帯テレニシ.bizではLINE WORKS以外にも業務効率をアップする便利なビジネスツールをご紹介しています。
よろしければ、こちらも併せてご検討ください!

【参照】

< 次のコラム

ニューノーマルから見る変化した働き方について

前のコラム >

法人基本パックで何が出来るのか?

人気のお役立ち記事 月間ランキング

  • 1

    3Gサービスが2024年に終了。ガラケーユーザーは何をすべき?
  • 3Gサービスが2024年に終了。ガラケーユーザーは何をすべき?

    スマートフォンが登場する前に活用されていた、ガラケー。ガラケーは、ガラパゴスケータイやフィーチャーフォンと呼ばれることもあり、メインの通話機能に加えてカメラやメール、インターネット接続などのできる携帯電話のことです。これらのガラケーは、古い回線方式である3G回線を使用している端末が多いことが特徴です。2024年現在、この3G回線は今後数年の間に次々と使えなくなってしまう予定になっています。そこで本記事では、3Gサービスが終了した時のガラケーユーザーへの影響と、終了までに準備しておきたいことについてご紹介します。

  • 2

    会社携帯、休日も対応すべき?電話がかかってきた時の適切な対処法とは
  • 会社携帯、休日も対応すべき?電話がかかってきた時の適切な対処法とは

    営業職であれば会社携帯を支給されて、日々の業務連絡や顧客対応のために利用している方も多いでしょう。せっかくの休日にもかかわらず取引先やクライアントから会社携帯に着信があった場合に、どのように対応すれば良いのでしょうか?休日の電話対応は、できるだけ避けたいものです。

  • 3

    会社携帯のGPSで従業員監視は違法?メリットと注意点を徹底解説!
  • 会社携帯のGPSで従業員監視は違法?メリットと注意点を徹底解説!

    会社で支給している携帯電話やスマートフォンなどの法人携帯には、機種にもよりますが、さまざまな機能が備わっています。地図のアプリなどに使用されるGPS機能を使用すると、各端末が現在どこにあるのかを把握することができます。端末の現在地を確認することで、その携帯やスマホを所持している従業員の居場所を確認することができるので使ってみたい管理者の方も多いのではないでしょうか。

  • 4

    電波法の一部改正とは|2024年12月から無線機が使えなくなる?
  • 電波法の一部改正とは|2024年12月から無線機が使えなくなる?

    医療現場や店舗でのスムーズな連絡手段に用いられる、通信機器同士をつなげる役割を持つ電波。円滑な業務に欠かせない存在ですが、電波法の一部改正に伴い2024年12月から一部の無線機が使用できなくなります。もし電波法の改正により、毎日何気なく使っているインカムが明日から使えなくなったら…。身近な存在ゆえに業務にさまざまな支障が生じることでしょう。そこで本記事では、電波法の一部改正に伴いどのような機器が使えなくなり、そのときはどう対処すればよいのか。替わりの機器はあるのかなどをご紹介します。2024年12月からだと油断せず、今のうちから情報を集めて準備を進めてください。

  • 5

    会社携帯の履歴はどこまで確認できるのか?
  • 会社携帯の履歴はどこまで確認できるのか?

    業務効率化を期待してスマホを会社携帯として社員に支給する場合、社員が法人携帯を使って業務とは関係ないSNSや動画の閲覧など私的利用する可能性を踏まえた対策をする必要があります。私的な電話・メールの使用やインターネットを利用した問題行動が起きている場合に、管理者側でどこまで履歴を確認できるのか使用状況の確認方法を知っておきたい、あるいはプライベートな利用を防ぐ対策をしておきたいとお考えの方も多いでしょう。本記事では、会社携帯の私的利用が引き起こすトラブルや、履歴を確認できる範囲や法人スマホの私的利用を未然に防ぐ3つの対策を紹介するので、ぜひ参考にしてください。