
1.法人iPhoneの優れている点
iPhoneには、社用携帯として優れている点がいくつもあります。その優れている点とは、以下のとおりです。
- その1.セキュリティ面が強い
- その2.シンプルで使い勝手が良く、社内全体の教育が必要ない
- その3.高機能なサービス・アプリを利用できる
- その4.機種変更の際のデータ移行が簡単に行える
具体的にiPhoneがどう優れているのか、詳しく解説します。
その1. セキュリティ面が強い
顧客情報を扱う業務用端末で欠かせないのがセキュリティ対策です。
iPhoneはサンドボックスというセキュリティの仕組みを採用していており、保護された空間でアプリやデータをやり取りしています。その為Androidと違い、ウィルスなどを誰かから直接受け取るということはありません。
営業マンの中には社用携帯で顧客管理をされている方も多いと思いますので、この点は社用携帯を導入するにあたって重要視すべき点となりますね。
その2. シンプルで使い勝手が良く、社内全体への教育が必要ない
iPhoneといえばユーザー目線で使いやすいデザインが好評です。
それに加え日本のシェアが60%という点からしても、日常的にiPhoneを使用し使い慣れている方が多いです。
導入してすぐに活用できるというのは、管理者からしても負担が少なくて済みます。
その3. 高機能なサービス・アプリを利用可能
iPhone、iPadやMacBookなどのApple製品を利用していると、高機能なサービスを実感することが多いでしょう。例えばiPhoneなどApple製デバイスには、iCloudというクラウドストレージが組み込まれており、5GBまで無料で利用可能です。
データやアカウント情報はiCloudによって管理・共有されているので、どのデバイスに切り替えても作業できるため効率良く業務を進められます。MacBookで行う業務やApple watchによる体調管理など、すべてのデバイスが関連しあっているので快適に使用できるというわけです。
便利なボイスメモアプリや、AR機能を使った計測アプリ(iOS12以上)も初期搭載されています。Siriを起動させると、iPhoneに話しかけるだけでメモを取れたり電話をかけたりすることも可能です。
その4.機種変更の際のデータ移行が簡単に行える
社用携帯を機種変更する際、古い機種から新しい機種にデータを移行する作業が必要です。データ移行は、忙しい仕事の合間にすることになるでしょう。
移行のやり方が複雑だと、新しい機種を使えるようになるまで手間と時間がかかってしまいます。しかし、iPhoneはデータ移行が簡単に行えることがメリットです。
iOS 12.4以降のOSを搭載しているiPhone同士であれば、クイックスタートと呼ばれる機能で簡単にデータ移行ができます。クイックスタート自体はiOS11から使用できますが、iOS12.4以前のOSだと初期設定のセットアップが円滑になるだけで、データ移行はできないので注意してください。
クイックスタートは、新しいiPhoneのセットアップを行う中で利用でき、新旧機種を近付けて画面の指示に沿って操作することでデータ移行ができます。データを移行する前に、新旧スマートフォンのBluetoothをオンにし、さらにWi-Fiに接続した状態にしておきましょう。