そもそも乗用車と社有車の違いは?
そもそも乗用車と社有車の違いは、車両を使用する目的です。自家用乗用車の使用目的は、仕事・通勤、旅行・趣味、家族の送迎など、所有する個人によってさまざまでしょう。
一方、会社が保有・管理する社有車は、一連の業務遂行に必需品とされる車となります。業務用の社有車は、車検の時期、税金、保険料などの点で個人所有の自家用乗用車とは異なるのがポイントです。社有車の中でも貨物自動車は、一般的に商用車と呼ばれます。
一定の割合で経費計上が認められたり、会社が複数台を所有しているケースでは任意保険のフリート契約などの割引適用を受けたりできる点がメリットです。車両のグレードを抑え必要なオプションだけが付けられていることが多いため、社有車の購入費用は低めであり、一括購入された社有車の購入費用はさらに割安となります。
ナンバープレートの違い
ここではナンバープレートにおける自家用と商用車の違いをご紹介します。自家用には三桁の数字の頭に「3」「5」がついており、社有車である商用車には主に「1」あるいは「4」がついています。
ナンバーと 文字の色 |
車両の種類 | 分類番号に よる呼称 |
---|---|---|
白地に緑文字 (白ナンバー) |
自家用 【普通乗用自動車】 |
3ナンバー |
商用車 【普通貨物自動車】 |
1ナンバー | |
緑地に白文字 (緑ナンバー) |
事業用自動車 【普通貨物自動車】 |
大型貨物 (1ナンバー) 中型貨物 (1ナンバー) |
事業用自動車 【小型貨物自動車】 |
小型貨物 (4ナンバー) |
出典先
※"「ナンバープレートの様式と表示の方法」"|自動車検査登録|https://www.jidoushatouroku-portal.mlit.go.jp/jidousha/kensatoroku/about/inspect/license-plate/index.html(参照2023-01-26)
軽自動車の場合、乗用に5ナンバーあるいは7ナンバー、貨物に4ナンバーが付与されています。
なおレンタカーは白ナンバープレートを付けていますが、識別用に「わ」あるいは「れ」が付いているのがポイントです。ちなみにカーリースの車にも白ナンバープレートが付いていますが、識別用の「わ」「れ」は使用されていません。