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IT点呼キーパー|Gマーク更新【2021年度】~認定継続のメリット~

Gマーク更新【2021年度】
~認定継続のメリット~

時事ネタ
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  • 運送業の方なら一度は聞いたことのある「Gマーク」。
    このGマーク制度ですが、取得すると有効期限があり更新する必要があります。
    Gマーク更新に必要な書類は何か、そのような手順で更新するのか等疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
    今回はGマーク更新手順、Gマーク認定を継続することのメリットをお伝えします。
Gマーク更新【2021年度】~認定継続のメリット~ コラム1画像

Gマークとは

2003年7月、公益社団法人全日本トラック協会(全国貨物自動車運送適正化事業実施機関)では、国土交通省の指導の下、事業者全体の安全性の向上に対する意識を高めるため、また利用者が安全性の高い事業者を選びやすくするための環境整備を図る事を目的にGマーク認定制度をスタートさせました。
Gマークの”G”とは、”Good(よい)”、”Glory(繁栄)”が由来で同協会の厳正な審査により高評価を得た事業所のみに与えられ、安全性を正当に評価し、認定し、公表する安全性優良事業所として認定されます。
安全性優良事業所は、制度が発足した当初の2003年では全運送事業所の2.5%しか取得していませんでしたが年々増加しており、2020年12月時点で、安全性優良事業所は27,065事業所あり、これは全事業所数の31.3%がGマークを取得していることになります。
同時に、一般消費者のGマークへ対する認知も進んでおり、2017年時点でおよそ36.5%の方が「Gマークが安全に関する認定制度」と把握しています。
(他にGマークについて詳しい事は、本コラムの「Gマーク認定とは~IT点呼の導入資格を解説~」をご確認下さい)

今回は、Gマークを取得した事業所が今後必ず必要となる更新について確認していきましょう。

Gマーク更新【2021年度】~認定継続のメリット~ コラム2画像

Gマークの更新【2021年度】

①Gマーク更新に必要なこと

Gマークには有効期間があり、引き続き「安全性優良事業所」として運用していくには事業所が所在する都道府県の地方実施機関への更新の申請が必要となります。
有効期間は新規取得では2年、1回目の更新では3年、2回目以降では4年となっています。
更新年の4月中旬になると全国トラック協会からGマークの更新案内のハガキが当該事業所に送付され、更新方法の案内やネット申請をする際のログインID、パスワード等が記載されているので、紛失しないようにしましょう。
また更新の際、災害などで被害があった事業所へは有効期限の延長などの処置もおこなわれます。令和2年7月の豪雨の場合、被災にあった事業所へは特例措置がおこなわれ、2020年12月末までの有効期間を1年間伸長し、次年度(2021年度)に更新申請の評価が実施されます。

②Gマーク更新の評価項目

Gマークの更新は新規申請の時と同じように3つの評価項目に基づいて点数化し、認定要件を満たす必要があります。


評価項目

  • 安全性に対する法令の遵守状況 (配点40 点・基準点数32 点)
  • 事故や違反の状況       (配点40 点・基準点数21 点)
  • 安全性に対する取組の積極性  (配点21 点・基準点数12 点)

更新の申請方法には2通りの方法があります。
上記の評価項目の全てを改めて評価をしてもらうのが「通常申請」という方法です。
もう1つ、通常申請とは別に「特例申請」というものがあります。
特例申請では、3つの評価項目のうち「安全性に対する法令の遵守状況」および「安全性に対する取組の積極性」の2項目については評価をしてもらうか否かを選択することが可能です。
どちらかの項目について評価を希望しない場合は、前回の評価時の点数をそのまま用います。
※「事故や違反の状況」については更新事業所全てが、新たに評価を行う必要があります。
それなら毎回特例申請で良いのでは、と考えるかもしれませんが特例申請を2回連続して選択することはできないので、行った次の更新時は必ず通常申請での更新を行わなければいけないので注意が必要です。
万が一、更新年に申請を行わなかった場合、安全性優良事業所認定(Gマーク)の失効となり、再度取得する際には、新規での取得申請になってしまいますので忘れずに更新の申請を行うようにしましょう。

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