物流DXとは
国土交通省が2021年に発表した資料の内容によると、物流DXとは「機械化・デジタル化を通じて物流のこれまでのあり方を変革すること」と定義されています。
単純にAIやIoTなどを導入して機械化・デジタル化を推進しているのではなく、物流DXによって、他産業に対する物流の優位性を高めるとともに、我が国産業の国際競争力の強化につなげる事が目的とされています。
具体的には以下2つの目標が挙げられています。
- 既存のオペレーション改善・働き方改革を実現
- 物流システムの規格化などを通じ物流産業のビジネスモデルそのものを革新
物流業界では業界を挙げたDX推進が非常に重要視されており、中小規模の物流事業者でも物流DXを目指して機械化・デジタル化に取り組めるように、ものづくり補助金・IT導入補助金・持続化補助金などの様々な支援制度があります。
富士通キメラ総研が2020年10月に発表した「DXの国内市場(投資金額)」によると、交通/運輸の市場規模が最も大きく、2019年度時点では2,190億円、2030年度には9,055億円に達すると予測されています。
新型コロナウイルス感染症の流行によりデジタル化への関心が高まり、DX市場規模が急速に拡大していることが分かります。
ただ残念なことに、他業種と比較して物流業界のデジタル化対応は遅れている傾向です。
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