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クラウドサービスとは?概要からメリットまで分かりやすく解説|IT点呼キーパー

クラウドサービスとは?
概要からメリットまで分かりやすく解説

点呼システム
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  • 世間でよく耳にするようになった「クラウド」という言葉ですが、なんとなく知っていても詳しくは分からないという方も多いのではないでしょうか。最近では企業向けのクラウドサービスがCMで流れるなど、色々な面で話題となっています。
    弊社でも、クラウドによる点呼システムIT点呼キーパーを提供しておりますが、お客様からはよく「クラウドって一体何?」といったご質問をいただきます。
    そこで今回はクラウドの概要やクラウドシステムのメリットについて、分かりやすくご説明いたします。
クラウドサービスとは? コラム1画像

クラウドサービスとは?

そもそもクラウドとは、一言でいうと、「インターネットなどのネットワーク経由でユーザーにサービスを提供する形態」のことです。
データやアプリケーションがパソコンの中ではなく、ネットワークでつながった先にあるどこかに保存されているとイメージしてください。

クラウドの特長のひとつは、利用するにあたりネットワーク先の所在地が把握されない点です。例えるなら、雲(クラウド)の中にあるサービスを地上から利用しているようなイメージです。そしてクラウドの形態で提供されるサービスを「クラウドサービス」と言います。

ここで”クラウドではない”サービスについてご説明します。
例えば文章を作成する場合、WordやExcelなどのアプリケーションが必要です。そのアプリケーションを使い作成したデータをパソコンに保存します。これは自分のパソコンの中だけで作成から保存までが完結したことになり、クラウドを活用したサービスではありません。

一方、クラウドを使ったものはデータやアプリケーションがパソコンの中に入っているのではなく、ネットワークに繋がった先にあります。代表的な例として「Gmail」や「Yahoo!メール」があります。

クラウドサービスのメリット コラム2画像

クラウドサービスのメリット

クラウドサービスを導入することで、様々な面でメリットが生まれます。
今回は具体的な5つのメリットについてご説明いたします。

① サーバーやソフトウェアを購入する必要がない

クラウドサービスは、サーバーやソフトウェアなどのサービスがネットワーク経由で提供されるため、利用者側がサービスを所有・管理するのではなく、必要な機能を必要なときに利用する仕組みです。またクラウドの場合、初期はスペックを抑えて導入し、後から必要な分だけ拡張していくことが可能です。サービスの購入費用について悩むことはなく、無駄が発生しません。

② スピーディーに導入することができ、システム構築の時間を削減

クラウドサーバーはアカウントを発行するだけで導入でき、およそ30分程度で初期設定を完了し利用を始められるものが多いです。自社で用意したサーバーへソフトウェアをインストールし、利用するタイプのサーバーを構築する場合、ネットワーク構築のために導入決定から利用開始まで半年から1年ほどかかります。
そのため早期に利用を開始したい企業やスモールスタートで導入したい企業は、クラウドは有効活用できると言えるでしょう。

③ インフラ管理・運用・コスト等の負担削減

クラウドサーバーを利用するメリットとして最も大きいのが、自社内でのサーバー管理・運用の負担を軽減することができると言う点です。
インフラ管理専門の担当者が社内にいる場合、社内サーバーが不要なので負担を減らすことができます。また担当者や専任者がいない場合でも、サーバー提供事業者に管理・運用を任せて、事業やサービスの構築・運営に集中することができます。
さらにクラウドサーバーの料金体系は、使用した利用時間やデータ量によって課金される従量課金制のため、初期コストだけでなく、毎月の利用料を削減できます。

④ メンテナンス不要

自分のパソコンやハードウェアにインストールやデータを保存している場合、定期的なメンテナンス作業が発生します。しかし、クラウドサービスは運営元が管理及びメンテナンス作業を行なっており、常に最新の状態で利用できます。もちろん利用者側によるメンテナンスは不要です。

⑤ バックアップ・BCP対策ができる

BCP対策においても、クラウドサーバーは有効です。BCP対策(Business Continuity Plan:事業継続計画)とは、企業が自然災害やテロ被害などの緊急事態に備えて、被害を最小限に抑え、事業を継続させるための対策のことをいいます。
クラウドサーバーは国内外の堅牢なデータセンターにバックアップし管理されています。地震対策として耐震・免震構造のビルに格納していたり、停電などでサーバー稼働が止まらないように副電源や自家発電装置を取り入れていたりします。
クラウドなのでどこからでも安全に接続できるため、様々なリスク対策に有効です。

クラウドサービスのデメリット

クラウドサービスは、サーバーやデータを外部に預けることになるので、慎重に検討することが大切です。ここで知っておきたいデメリットについてご紹介します。

① セキュリティ対策や障害時のリスク

クラウドサービスのメリットの1つとしてメンテナンスが不要である点を挙げましたが、クラウドサーバーは、セキュリティ対策や障害対応等もサーバーの提供会社に委ねることになります。
また、クラウドサービスが外部からの攻撃を受けた場合、クラウド上に保存していたデータが漏えいする可能性があります。障害が起きた場合も自社での復旧作業はできません。
そのため、自社に合ったセキュリティ対策や障害対応を行うことのできるサービスを導入することをお勧めします。

セキュリティ対策の面で言うと、IT点呼キーパーを開発する弊社テレニシ株式会社は、情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の国際標準規格である「ISO27001」の認証を取得しております。これにより情報セキュリティ対策が国際基準規格に適合したものであると証明されています。
IT点呼キーパーをご利用いただく場合は、自社にシステム関連の専任者がいなくても安心してご利用いただくことができます。

② カスタマイズが難しい

社内でシステムを構築した場合、自由にカスタマイズできますが、クラウドサービスの利用の場合だと制限が設けられてしまいます。ただ最近では、ある程度自由にカスタマイズができるクラウドサービスも登場しています。

③ 長期的な運用ではコストが高くなる場合がある

クラウドサーバーは月額従量課金制のため、サイトやシステムが大きくなり使用量が増えると高額になることがあります。その場合、長期的にみると自社でシステムを構築したほうが低コストになることがあります。こういった点を定期的に見直し、クラウドのメリットが無くなった場合には、自社でのシステム構築へ移行するなどといった検討も行うと良いでしょう。

クラウドサービスの導入でドライバーの安全を守る コラム4画像

クラウドサービスの導入でドライバーの安全を守る

最近ではクラウドサービスを導入している企業が多くなりましたが、運送業者やバスの運行会社もその1つになります。

運送業向けのクラウドサービスにも様々な種類があります。
例えばクラウド型運送管理システムや配車システム、運送業向けに特化した勤怠管理システムや販売管理システムなどがあり、点呼システムもそれに当たります。これらの運行業務をサポートするシステムは、ドライバーの安全運転を実現します。

真の安全運転を定着させることで、サービスを利用する管理者にとっても良い影響が生まれ、会社全体の業務改善の向上や働き方改革につながります。

クラウド点呼システムで点呼現場を革新 コラム5画像

クラウド点呼システムで点呼現場を革新

クラウド点呼システムとは、様々な点呼機能を一元管理できるシステムです。
これまで手書きで管理していた点呼簿や点呼執行率の確認などの負担軽減にも繋がります。

そしてもう一つ重要なのが、なりすましの防止です。
クラウド点呼システムを使えば、アルコールチェックの測定時は自動でカメラ撮影、そして結果は自動でクラウドへ保存されます。
その結果、対面でも遠隔地でも関係なくリアルタイムで測定結果を確認でき、なりすましやすり抜けを防止することができます。

まとめ

クラウドサービスについて、お分りいただけたでしょうか。
クラウドを導入することで、どこにいてもインターネットを通じて情報を扱えるようになり、様々なメリットが生まれます。

また最近では運送業者向けのクラウドサービスも増えており、企業の「安全」を守るためのシステムが続々と開発されてきています。
クラウドサービスをご検討中の方は、様々な面からどのサービスが自社に合うのかを考え、選択していくと良いでしょう。


【出典】
クラウドとは?を分かりやすく解説|GMOクラウド
【初心者入門編】クラウドとは?まず押さえたいメリット・デメリット|インターネット・アカデミー

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