導入事例｜八大株式会社｜IT点呼キーパー

IT点呼キーパーを導入したきっかけを教えてください

IT点呼キーパーの導入からまもなく2年になります。2021年5月末に導入しました。
IT点呼システムの取扱い企業をホームページを検索して調べたり、取引のある企業やITベンダー様から情報収集したりしました。

導入選定を検討していた当時、IT点呼システムはPCそれぞれにソフトウェアをインストールするオンプレミス型が主流でした。
オンプレミス型の場合、各拠点を訪問して車両や人の登録情報や点呼記録をメンテナンスする手間が発生するため、別の手立てを探していました。OneDriveやGoogleドライブのように離れた拠点間でも特別な回線を使わないでデータをやり取りするにはクラウドシステムを活用したデータ保存とwebブラウザを操作画面とした仕組みが必要でした。
いくつかのシステムを比較した結果、我々の要求する機能に最も近く、導入のハードルも優しかったため、テレニシさんのIT点呼キーパーに決めました。
また、将来的にデジタコとの連携が見込めると聞いていたのも決め手の一つでした。

テレニシさんはレスポンスの早い営業対応をしてくれたので、システム移行が非常に順調に進み、とてもありがたかったですね。

IT点呼キーパーを導入前はどのように点呼をされていましたか？

対面点呼です。他社さんのアルコール検知システムを利用していました。
各営業所に運行管理者を配置して、一対一で点呼をしていました。

IT点呼キーパーをどのように活用されていますか？

本社営業所・船橋営業所・大田営業所の3拠点で利用しています。
本社では対面点呼・IT点呼を、各営業所ではIT点呼を実施しています。

また、テレニシさんの点呼簿カスタマイズサービスを利用して、点呼結果データに体温・睡眠時間の値を追加しました。

IT点呼キーパーを導入後の成果を教えてください

弊社の代表は日頃から「これからはクラウド」と言っていましたので、「（余計な手間を省ける）IT点呼キーパーに換えてよかった」と言っていました。

運行管理者からは、電話の音声よりもクリアに聞こえる、運転手の表情・顔色がモニターではっきりと見れる、分かりやすい、という声が上がっています。
ドライバーからも、操作がシンプル、使いやすいと好評で、既存システムからの移行も違和感なくスムーズにできました。

今後の展望

先ずは、紙も含め複数の電子ファイルに横断していた管理情報の統合による業務効率化です。
DXとは、単にデジタルツールを導入することではありません。デジタルツールを手段として、今まで当たり前と執り行ってきた業務を変えていくことが目的です。ですので、これまで複数のファイルを開いては修正したり、手書き帳票を読み取って入力したりという冗長的な作業を一つの仕組みの上で処理できるように工夫していきます。

また既に全車導入しているデジタコ内の業務情報とIT点呼キーパーの勤怠情報をいかに連携させてゆくかが課題です。
人と車両の情報をまとめ、更に業務結果情報も併せて、内外様々な要求に応えられる体制を作りたいと考えていますので、テレニシさんにはシステムのさらなる深化・拡張を期待しています。

今後、法令順守に則った労働時間管理と業務案件の精査はますます求められていくと思います。
弊社社員のみなさんにとって働きやすい職場環境をお届けできるよう努力して参ります。