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IT点呼キーパーの導入に至った経緯
本社に近い車庫は3箇所あり、全て対面点呼で運用していました。対面での点呼は、運行管理者が常駐していなければならず、荷主さんが異なると出勤体系も異なるので、ドライバーさんには運行管理者の仕事を兼務で行っていただいておりました。
兼務業務は負担が大きく、一時期は運行管理者専任者の雇用も考えましたが、運行管理者を朝と夕方だけ雇用したとすると2~3時間は駐車場にいなければいけないので、日割りで考えたとしても雇用が難しい状況でした。
弊社システムの選定のポイント
数々のIT点呼システムメーカーがある中で、テレニシのIT点呼キーパーが一番コスト面で堅価だったからです。
導入後の成果
離れた車庫間でIT点呼ができるようになり、運行管理者とドライバーを兼務で行わなければいけないという問題が解消されました。
健康管理面では、表情で「調子よさそう」や「辛そう」などの感情がおおよそ読み取れるので、すぐに現場の状況に気づくことができてとても役立っています。また3か月に1度、本社で安全講習会を開催しているのですが、IT点呼を行うことによって画面を見ながら会話でき、社員間のコミュニケーションとしても活用させていただいております。
その他にも、社員の方々は日頃の業務におけるモチベーションアップにも繋がったようです。
Gマークを取得してIT点呼で直接表情を見て会話できるようになり、会社としてもドライバーさんの安全に向けて真剣に取り組む姿勢や会社の風土を見せることで、最初は苦手だったことも理解し取り入れようと積極的に取り組んでもらえました。習慣化してもらうことですぐに皆さん慣れていただきました。
夏場の車内は温度がかなり高くなる場合がありますので、導入前は機械の故障がすごく心配でしたが、1年通してこのシステムを使って問題はありませんでしたので、今は安心して使用しています。
サポート面に関しては、何かすぐ不具合などがあれば電話をかけるとすぐに対応してくださるので、本当に助かっています。
今後の展望や要望など
IT点呼キーパーでは自動血圧計を連携されていますが、大きな機器は対面点呼でしかなかなか計測ができないので、もっと手軽に計測できてドライバーさんの安全を都度確認できる機器が連携してくれればいいなと思います。
例えば、今のスマホアプリには血圧計アプリがあり、スマホのカメラ部分に指をあてると血圧が図れます。このように簡単に点呼簿と連携できるとすごく便利だと思います。
または、時計に血圧計測定の機能が内蔵されていて、どこにいてもドライバーさんの血圧測定値を満つことができるとか。そのようなものがあると、ドライバーはより日頃の運転に気を遣うことができるのではないかと考えます。