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IT点呼キーパーを導入したことでドライバーの意識改革に繫がり、
飲酒運転のリスクがさらに軽減した。
大阪バス様は、大阪府東大阪市にて貸切バス事業・乗合バス事業・タクシー事業を展開する企業です。
2023年現在、グループ8社・車両数400台を擁する貸切観光バス業界のリーディングカンパニーとして活躍されています。「お客様おひとり、おひとりの大切な命をお預かりさせていただく」という「安全性」や「コンプライアンス」こそが絶対であり、「そのために決して妥協はしない」ことがモットーです。
今回はそんな大阪バス様に、IT点呼キーパーを導入したことでどのような導入効果が得られたのか、お話を伺いました。
目的
課題
効果
旅客自動車運送事業をしております。
貸切バス・乗合バス・タクシー事業をおこなっております。
貸切バスの場合まとめて一斉に帰社しますので、そのような時に狭い点呼場でいかにスムーズかつ確実な点呼が出来るかが課題と考えています。
現在2拠点でIT点呼キーパーを利用しています。
IT点呼キーパー導入後も、点呼簿は手書きのものをデータ化してシステムに記録しています。
弊社では点呼簿はドライバーと運行管理者が確実に運転前・運転後のチェックを実施しているエビデンスを残すツールとして使用しています。
そのため、本社では対面点呼。離れた場所からはスマホ点呼。このような形でIT点呼キーパーを活用しています。
経営者・運行管理者は「確実な点呼ができるようになった」という点。
ドライバーは「朝の忙しい時間帯にも簡単に点呼ができる」という点にメリットを感じました。
また、点呼中の様子が映像に残るのでドライバーの意識改革に繋がったと思います。
弊社には業務中にアルコールを飲むようなドライバーはいませんが、IT点呼キーパーを導入したことでドライバーの意識改革に繫がり、飲酒運転のリスクがさらに軽減しました。映像にアルコール検査の結果が数値で表示されるので確実性があり、さらに忙しい時間帯の点呼にかかる所要時間を短縮して簡素化することができました。
IT点呼キーパーを使用した点呼がもう当たり前の日常になっています。
電波が繋がりにくいなどの理由で通常点呼が難しい場合には、オフライン測定が可能なスマホ点呼を利用しています。
ドライバーには簡易式のアルコールチェッカーと携帯電話を必ず持たせていて、アルコールチェックの検査結果をその場で送れるようにしています。
弊社では健康経営に関する取り組みとして、年2回の健康診断・ストレスチェックなどを実施しています。
また、昨年度は約3分の2のドライバーに対して睡眠時無呼吸症候群(SAS)の検査を実施しました。
このような形で健康経営に対する取り組みが出来た点が大きな成果だったと思います。
また、2024年4月より施行される改善基準告示改正への対応策として、運行管理の見直しと点呼の見直しを進めています。
録音及び録画による点呼記録の保存義務も始まりますので、今まさしく社内で意見を出し合っている最中です。
現状、貸切事業の仕事が少なくなってきていますが、このような時こそ貸切事業・乗合事業・タクシー事業が三位一体となって万全の体制を整えて頑張っていきたいです。その運用目標に向けて、IT点呼キーパーを今後も役立てていきたいです。
社名 | 大阪バス株式会社 |
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事業内容 |
・一般乗合旅客自動車運送事業 ・一般貸切旅客自動車運送事業 |
設立 | 2001年(平成13年)9月25日 |
従業員数 | 62名 |
保有車両数 | 35台 |
導入拠点数 | 2拠点 |
URL | https://www.osakabus.jp/ |