平素は、格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
この度、弊社が開発する貨物・旅客事業者向け総合クラウド点呼システム「IT点呼キーパー」は「業務後自動点呼」機能を2025年9月8日(月)よりオプション料月額1,100円(税込)/営業所毎で提供開始することをお知らせいたします。
かねてより多くのお客様からご要望いただいていたものであり、「IT点呼キーパー」を用いることで、業務後における点呼をドライバーのみで完結することが可能となります。これにより、運行管理者の業務負担軽減、ならびにドライバーの皆様の円滑な業務遂行を導入しやすい価格で支援してまいります。
■新機能「業務後自動点呼」の主な特長
IT点呼キーパーを導入済みであれば、オプションとして業務後自動点呼機能を導入できます。
ドライバーの帰庫が深夜や早朝になる場合でも、運行管理者が立ち会うことなく、システムで自動で乗務後点呼を完了させることができます。運行管理業務の劇的な効率化と、より厳格な安全管理体制の構築を同時に実現します。
- 国土交通省 業務後自動点呼 要件準拠
- 生体認証(顔認証)による厳格な本人確認
- アルコール検知器連携と測定結果の自動記録・保存
- アルコール検知時の映像・音声を自動記録・保存
- 点呼記録簿の自動作成とクラウト保管(3年間)
- アルコール検知など異常発生時の管理者へのアラート通知機能
■「業務後自動点呼」での点呼の流れ
運行管理者の立ち会いは不要です。帰庫後、ドライバーは機器の前に立ち、画面の案内に従って操作するだけで、簡単・確実に業務後点呼を完了できます。
- 点呼予定登録
- 点呼開始と本人確認
- アルコールチェック
- 運行状況の報告
- 点呼完了
■異常が検知された場合
アルコールが検知された場合は、IT点呼キーパーは瞬時に点呼を中止し、中止と同時に運行管理者へメールにて発報します。ドライバーは運行管理者に連絡し指示に従ってください。
- アルコールを検知すると、瞬時に点呼が中止されます。
- 運行管理者宛に点呼中止のメールが発報されます。
- 運行管理者は点呼の中止を確認後、ドライバーに適切な指示を与えます。
■運転免許証について
「業務後自動点呼」機能における本人確認は、ICチップ内蔵の運転免許証の読み取りと、それに伴う顔認証によって行います。これにより、点呼のなりすましを防止し、安全性を担保します。 そのため、本機能をご利用いただくにはICチップ内蔵の運転免許証が必須となります。なお、運転免許証とマイナンバーカードの一体化(マイナ免許証)につきましては、2025年内の対応を予定しております。
■今後の展望
「運送事業のわずらわしさをテクノロジーで解放し、スマートな世界を実現する」
私たちはこのビジョンのもと、「IT点呼キーパー」のさらなる進化を追求します。今回の「業務後自動点呼」に続き、今後は「業務前自動点呼」、さらには「営業所や車庫以外での点呼」といった、現場のニーズに即応した機能開発を加速させます。 これからも法改正や業界の動向を迅速に捉え、皆様の事業に貢献できるアップデートを続けることをお約束します。
本件に関するお問い合わせ先
■テレニシ株式会社 保守サポート窓口【365日24時間対応】
TEL:0120-105-447(平日 9:00~17:00 ※祝日を除く)
TEL:0120-112-272(平日 17:00~翌9:00 ※土日祝24時間対応)
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